ドラマに学ぶ

学校のカイダン、神木隆之介の正体や車いすの理由とは?広瀬すずは連続ドラマ初主演。

2015/03/07

2015年1月からスタートの土曜のドラマ「学校のカイダン」。

2015-01-07_174303公式サイトはこちらをクリック!

主演は、今や行け行けの女優「広瀬すず」。そして謎の必殺助け人を演じるは、こちらも大人気の声優であり俳優の「神木隆之介」。この二人を中心に、プラチナ8と呼ばれるエリート生徒がしきる名門高校で言葉の力で革命を起こす学園ドラマ。

え?言葉の力で革命ってなに...?

中でも神木隆之介演じる「謎の男」(雫井彗 - しずくい・けい)が車いすに乗っていて広瀬すず演じる「春菜ツバメ」を助けますが、なぜ車椅子に乗っているのか。

この辺り、ドラマと深く絡み、その秘密に迫る時、ドラマの真相に近づくことになりますね。話が進むごとに、1つ1つヒントが投げかけられ、第7話ではいよいよ真相が語られ始めます。第8話に進むにつれて、どういった展開になっていくのか、楽しみでしょうがない今日このごろ。

では、そんな車椅子の謎や、広瀬すずについて、いろいろ一緒に見てみましょう。

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■学校のカイダン

  • 放送時間 土曜日21:00(54分)
  • 放送期間 2015年1月10日~
  • 出演者 広瀬すず、神木隆之介 他
    (広瀬すず演じる主役の祖父として泉谷しげる)
  • 公式サイトはこちら

初回(1/10)の視聴率は9.0%、第二話(1/17)は10.6%とまずまずの出だし。

ただその後は上がったり下がったりで、プラチナ8との全面対決となった第六話で10.3%と三度二桁へ

この後、最終回に向かって視聴率も上がっていくのかぁ?などと思っていたら第七話9.5%、教頭との対決の第八話では7.6%と更に降下。

なぜだー! (@ @;)

主題歌はB'zの「有頂天」(2015年1月14日発売!)。オリコン週間シングルランキングで初登場首位獲得と絶好の滑り出し!

あらすじ

広瀬すず演じる「春菜ツバメ」が編入してきた高校は、プラチナ8と呼ばれるエリート生徒が牛耳る名門・明蘭学園高校。

ここで春菜ツバメは差別を受け無理やり生徒会長に選ばれて色々な仕事を押し付けられることに。

途方に暮れる中、「願い事をかなえてやろうか?」とあらわれた神木隆之介演じる天才スピーチライターの謎の男。第一話では名前を「雫井彗」( しずくい・けい)と名乗ります。

ある事件がおき、深く調べるうちに分かった学校の腐敗。何もできず無力な自分。泣き叫ぶ春菜ツバメに謎の男が問う。

お前の敵は誰だ!
救うのかあきらめるのか、どっちだ、生徒会長!
登れないカイダンはない!

退学届を内に忍ばせ、臨時生徒会で壇上からピンクのハンドメガホンでぶちかます春菜ツバメ。

ピンクのハンドメガホン

第一話から登場したピンクのハンドメガホン。

第二話以降も皆の前で語るとき、常に登場する春菜ツバメの必殺アイテム。

第三話では、このメガホンとともに、ピンクのカバが登場します。どうやら「ピンク」は春菜ツバメのイメージカラーなんですね。

■車いす姿の神木隆之介

このドラマの中で神木隆之介演じる謎の男、雫井彗( しずくい・けい)。コミュニケーション力に問題があるが天才スピーチライターと呼ばれる言葉の力を持つ、この物語の行方を決める鍵を持つ男。

その不思議な言葉の力を広瀬すず演じる春菜ツバメに授け、学校に革命を起こすんだ!と物語は進みますが、なぜか車いすに乗ってます

二人の初めての出会いのシーンでは黒づくめの服でベンチに座る。春菜ツバメには近所に出没しているらしい変態か?といきなり身構えられますが、問題に直面して神社でお参りしているところに「願い事、かなえてやろうか?」と話しかけます。

車椅子に座ってる

このベンチに座っているところでは車椅子は周りになさそう、どうやってここまで来たんだ、と思っていたら、折りたたんだ車いすを横からサクっと出して、バスに乗り込むこの男。(バスも車椅子の乗り降り対応のバスですね)

登場人物の相関図からも独立していて、誰とつながることになるのかが分からない。

ありそうなのは校長や教頭に関連して、かつて学園にいた学校に恨みを持つ生徒という設定。スピーチに長けていることから、実は昔、この学園の生徒会長だったんじゃないのかな、という推測が浮かびます。

かつては、言葉の暴力によって追い出された自分、そのためにスピーチ力を磨き上げ、たまたま会ったか必然なのか、広瀬すず演じる春菜ツバメに力を貸すことに、という流れなのか。

(この辺り、第7話ぐらいで真相が明らかになってきます)

追い出されて車椅子に?

車いすと学園に恨みを持つことは関係していると考えるのが普通でしょう。

とすると、タイトルにある「カイダン」というキーワードとも関係して、壇上や学校内での力関係の階段から落ちたとか、追い出される時に体を傷つけられた、または部屋でバスケットボールで遊ぶ姿も見られることから、第三話に出てきたバスケットボールに所属していて、試合に見せかけて故障させられた、みたいなところが考えられるストーリー。

生徒会長を言い当てる

第一話の中で初めて春菜ツバメと会話した時にも、春菜ツバメが置かれている状況をずばずば言い当てた挙句の去り際に「第50代生徒会長!」と何代目の生徒会長かも言い当てます。

つまり、第49代の生徒会長が存在していたことを当然のように知っていて、そして第50代の生徒会長はまだ決まってなかったことも知っていた。いよいよ第49代の生徒会長だった、もしくは第49代生徒会長と関連する人物、という雰囲気が漂います。

ちなみにこちらも第一話の内容からすると、第49代生徒会長は、プラチナ8と呼ばれる学校をしきるエリート学生たち(要するに親がお金持ちで多額の寄付金を学校に納める家庭の子供達)に追い出されたようですね。

この辺りも第7話で真相が明かされてきます。第49代生徒会長は「変な男と接触してから精神的におかしくなって学校を去った」ということが先生の口から語られます。つまり春菜ツバメに出会う前、第49代生徒会長を通して、今回のような復讐劇を一度企てていたのかもしれませんね。

学校を自分の居場所のように語る

春菜ツバメ演じる広瀬すずに「明日生徒会室に来い」、と「行け」ではなくまるで自分の居場所のように「来い」と言ったり、行ってみればそこにイヤホンなどがおいてある。これは明らかに学校関係者、内部の人間、もしくは内部の人間と非常に強いつながりのある、という暗示でしょうか。

昔の生徒の暗示

そして第三話。物語の最後には、校長が皆の前でスピーチする春菜ツバメに対し「似てるわね、昔ここにいた生徒に」と言葉が投げかけられます。

学校の制服が隠し部屋に

そして第四話。この謎の男、雫井彗が学校のことを「あの学校」と言わずに「この学校」と言っていたり、住む家の中、書棚の後ろの隠し部屋に、学校の制服が隠されているシーンを見ることが出来ます。これで学校の関係者であることには間違いはなく、あとは、本人のものなのか、それとも兄弟などの親族のものなのかに争点が絞られます。

プラチナ枠の女王とは知り合い?

第五話の最後には、プラチナ枠の女王、麻生南(石橋杏奈)がこの雫井彗と春菜ツバメを遠くから眺めるシーンが出てきますが、この二人は知り合いという暗示のように見えますね。

そして第六話では特に車いすの秘密に迫るものはありませんでしたが、第七話でいよいよ春菜ツバメとの関係が暴かれます。物語の核心にググっと迫る回ですね。

偽名、一期生、立てるじゃん!

そして待ちに待った第七話。いよいよプラチナ8の女王との対決です。

謎の車椅子の男、雫井彗(しずくいけい)との関係を暴かれますが、なんと雫井彗は偽名だったんですね。本名は「いせさきとおる」。漢字で書けば「伊勢崎徹」とでもなるんでしょうか。(いずれにしても画数多すぎ)

そしてその素性は、元この学校の生徒で春菜ツバメと同じく特サ枠(特別採用枠)の一期生。最後のスピーチでは車椅子からも立ち上がります。

立てるじゃん!(゜o゜;

でもこれ、普通に立てるというより、やはり脚が不自由なのは確かなようです。立ち上がる時に一瞬苦痛の表情を浮かべ、また話の最後に春菜ツバメには「立てた。お前のお陰で」と神妙な顔をして語ったりします。

ラスボスは校長だった!

第7話までみた感想では、話の中では校長はこの車椅子の男のことを知らないように振る舞ってますが、実は校長と車椅子の男はグルなのでは?という気がしてました。

  • 校長と教頭との確執
  • 特別採用枠の実績のアピール

この2つの理由から、何も知らないふりをして、実は車椅子の男が学校へ進入(第一話)したりするのを手助けする等、影でいろいろ画策しているんでは、と思いましたが、第8話で遂にその真相もわかりましたね。

教頭は、昔生徒に裏切られた、と勘違いしていたところ、実はそうじゃなかった、ということから春菜ツバメたちと和解します。

そして車椅子の男、雫井彗の目的は校長だったんですね。

かつて学校の生徒でもあり、校長が犯した5年前の被害者でもあると明かされた第8話。その終わりには、階段上から見下ろす校長、階段下から見上げる雫井彗。あなたを葬り去りますと校長に告げていよいよ次回です。

車椅子の真相含め、さぁ、どうなる!?

まさかの兄妹?

ドラマスタート時に考えていたことですが、第七話まで見たところでは、これはさすがにありませんね。こんな推測もあったということで...

まさか主人公の春菜ツバメの祖父と関連してて、実はこの二人は兄妹だった、みたいな設定だったら、...それはそれでどんな展開になるのかビックリですが、さすがにこれはないですか。(話がややこしくなりすぎる)

■主演は広瀬すず

ドラマ「学校のカイダン」の主演は「広瀬すず」。

今や行け行けの上り調子ですが、このドラマの主演に抜擢される頃、「もっともっといろんな作品に出たい、この年齢、高校生だからこそで出来る役がやりたい」と語ってます。

そんなところへインタビューの仕事と言われて訪れた日テレ。通された部屋に入ると、そこには制作局長とかのお偉いさんらしい人達が何人も並ぶ大きな部屋。

そこで言われたのが「実は、1月の土曜ドラマの主演をおねがいしたい。受けて頂けますか?」という言葉。

え!?

無言。その後「よろしくお願いいします。」

まさかまさかのサプライズですが、ここに主演が決定です。ただただびっくりで涙ぐむ広瀬すず。もうとにかくやるしかない

出だしから大変

撮影の出だしは、いきなりクラスでのいじめシーン。速攻で心が痛くなったが楽しい現場でこれから楽しみと語ってます。

その後は神社でのお参りシーン。
神木隆之介演じる、あの謎の男と出会います。

「願い事があるならかなえてやろうか」
「お前の敵は誰だ!救うのかあきらめるのか、どっちだ、生徒会長!」
「こどばの爆弾をぶちかませ。上がれないカイダンはない!」

この謎の男、謎ですが面白い。

撮影は大変

何度もNG出したり、でも撮影3日目には学校の生徒たちと共演で余裕が出てきた感じ。

そして夜、降り注ぐ雨の中で絶望して泣くシーン。大変な撮影にも関わらず、楽しんでます、と頑張る彼女。

撮影後のモニターチェックでは、自分の演技を食い入るように見つめる。「いいですね」の監督の声で我に返る。

この若さ全開の一途さが、若い女優や俳優の特権です。面白いドラマになりそうですね。

感想をちょっと

学校に言葉の力で革命を起こすぞ!というこのドラマ。感想などをちょっと書いてみると...

< 第一話から >

実際第一話を見てみれば、春菜ツバメ演じる広瀬すず、壇上で泣きながら話すその目線、「私達皆が悪いんんだ」と言った後に「先生も」と泣きながら先生に目線を送るその表情。いい顔です。よ!千両役者!

でもその後に「みんなも」と目線を前方に向けるのは、個人的にはちょっと不自然な感じがしないでもないですけど。(ここは前方の生徒ではなく、ちょっと伏せがちの視線が良いかな...)

一方、謎の車いす男「雫井彗」( しずくい・けい)。演じるは神木隆之介ですが、この男、矢継ぎ早にセリフをまくしたてます。すこしセリフとセリフの間に間を置いたほうがいいな、と思う場面も結構ありましたが、これはあくまで私個人の感想。切迫感を出すための彼の演技なんですね。

< 第二話から >

車いすの謎はそのままですが、いよいよ広瀬すずが演じる生徒会長「春菜ツバメ」がある事件をきっかけに言葉の力で生徒会執行部を一つにまとめます。

第一話でぶちかましたピンクのメガホンも登場しますが、今回は執行部の皆に一人ひとり語りかけ。

横一列に歩く姿が、その昔の名作「Gメン75」を彷彿とさせて、密かに笑いを誘ったのがマイブーム(死語)。学校を仕切るプラチナ8に反撃の狼煙を上げるんだ!とプラチナ8の特権である学食のステーキ御膳を奪います。
(しかーし、実際ステーキ御膳を食べたのかどうかはドラマの中には出てこなかったんですね。第三話のはじめにそのシーンが出てくるのを期待してたのに残念)

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< 第三話から >

いきなりピンクの目安箱は面白い。その中に入れられた言葉に後押しされ、ピンクのカバとの被り物と、必殺のピンクのメガホンで奮闘する春菜ツバメ。

「本気になるなんてかっこ悪いって、ダメだった時の言い訳がほしいから。」

これは耳が痛い言葉です。バスケの試合でプラチナ8に勝って廃部に追いやられた部の復活と生徒会室奪還に成功。

全面戦争もだんだんと近づいているようです。

言葉の力で、とか天才スピーチライター、という言葉で始まったこのドラマ。第二話、第三話と見ていると、何気に感情訴えのベタな学園ドラマ、という雰囲気が漂ってきましたが(車いすの存在がなければもうそのもの)、予想もしない学園生活ならではの展開に、いよいよ今後の期待が高まります。

< 第四話から >

第三話では何気にベタな学園ドラマ風味が漂ってましたが、この第四話は面白かった。さすがに視聴率二桁になっただけのことはあり、教師と生徒のスキャンダルを中心に物語が動きます。

スキャンダル写真はこちら。
背景のぼかし、暗所で動く被写体に対してブレなく綺麗にとれているとこから見て結構良いレンズを使っての撮影。物語的にはプロによる隠し撮り、といった感じでしょうか。

今までの学園モノとは一線を画し、その中で天才スピーチライターの車椅子の男から指示をもらい、生徒会長春菜ツバメが今度は職員室で先生達にぶちかまします。

出た!ピンクのハンドメガホン!

いや、でも必要ないでしょ、この広さでは、と思わずツッコミも入れたくなりますが、次回に向けて期待も膨らみます。

< 第5話から >

第五話は学園モノの定番、文化祭のお話し。

第4話の生徒と先生のスキャンダルの話から比べると、少々インパクトが弱いか、という感じでしたが、話しの全体から見れば非常に重要な回。というのも、ここでプラチナ枠の生徒の一人(みもりん)がプラチナ枠からの離脱を決意します。プラチナ8の一角が崩れた!

「みもりん」こと香田美森、プラチナ枠を証明するリングを捨て去り、春菜ツバメ、そしてクラスのみんなの元に走ります。意図せずとも傷つけてしまったクラスメートの油森に「ごめんさない」とあやまる姿は印象的。

このみもりんを演じる「杉咲花」は、とっても笑い上戸な女優さん。しゃべる声も小さいんですが、このドラマで見せる姿は全く別人。かなりびっくりしますが、女優さんってこういう方々なんですね。

< 第6話から >

さぁ、いよいよプラチナ8との全面戦争。

そこへ出てきたのがプラチナ8の親たちだ。春菜ツバメもそうである「特サ枠」(特別採用枠)の撤廃の大ピンチ!さぁどうするツバメ!撤廃へのカイダンはあるのかないのか。

今回のターゲットはプラチナ8の男子生徒のリーダー格、須堂夏樹(間宮祥太朗)。この父親がPTAの代表格。学校側に特サ枠の撤廃を訴える。

子どもの世界に大人が口を出すな!
私達子供に大人の物差しはいらない。

どこまでがワンカットなのか分かりませんが、長い長いセリフをぶちまけて、大人を黙らせ子供たちを解き放つ。

前回は学校にありがちな文化祭ネタ、でも今回はいよいよ確信に迫るプラチナ8,そしてその親達との全面対決。間宮祥太朗のクールな演技と広瀬すずの沸騰した演技、なかなか見応えのある回でした。

春菜ツバメが放つ言葉、これは何も大人と子どもの世界だけに当てはまるものじゃありません。訳知り顔で関係ないやつが口出しするな!私達にあなたの物差しはいらいない!どの世界にも言えてますね。

いよいよ次回、天才スピーチライター、車いすの謎の男「雫井彗」と春菜ツバメとの関係が暴かれます。さぁ、どうなる、春菜ツバメ!そのピンクのハンドメガホンで何を叫ぶ!?

< 第7話から >

さぁ遂ににプラチナ8のラスボス、女王 麻生南(石橋杏奈)との対決だ!

謎の男「雫井彗」からスピーチを授かっていたことも生徒全員に暴露され、退学に追い込まれる春菜ツバメ。雫井彗と女王 麻生南が手を組み、いよいよツバメも終わりかというところへ、実は勿論雫井彗の戦略だった。

男の情熱は「もてたい、もてたい」だけど、女はもっと欲深く「誰よりも誰からも愛されたい」、女王はそんな女性の象徴だ、と指摘する。思わず頷く人も多かったのではと思うキメ台詞。

ピンクのハンドメガホンでぶちかましたのは、なんと今回はこの雫井彗。校舎のてっぺんから全生徒にぶちかまし、そして春菜ツバメに心の中を語るように促します。

人に夢を見させられるのは、自分の夢を恥ずかしげもなく言える人間だけだ

そして夢を語るツバメ。最後にはプラチナ女王に「もっと自分を愛してあげて」と訴える。話の都合もあるでしょうが女王がすんなり受け入れます。ここは話を2回に分けて、素直になれない私、素直になれた私、という展開が本当は良いんでしょうけどね。

さぁ、遂に全生徒を1つにまとめた春菜ツバメ。校長と教頭との確執がどんどんクローズアップされる中、次回はいよいよ生徒と教師の間の対立へ。

この第7話までを見て感じたのは、この物語は勧善懲悪な、悪い奴らを完膚なきまでに叩き潰す、みたいなものではなく、最後には対決するであろう校長や教頭も、単なる悪者というより、教師として学校運営はこうあるべきみたいな信念を持って物事に当たってる感じがするところが面白い。

< 第8話から >

生徒を1つにまとめた春菜ツバメ。いよいよ次は先生たちとの対決だ。

この話では生徒の夢を信じない教頭の金時との対決です。でも実は、教頭はその昔、熱血教師として生徒の夢を誰よりも応援していた先生でもありました。

その先生が変わってしまった原因は、生徒たちの裏切り。でもそれは本当は違ったんですね。

先生、教えてください
救命医を諦めたことではなく、
誰かを救いたいと思ったその情熱を。

先生、教えてください
オリンピックを諦めたことではなく、
挑戦しようと戦ったその不屈の精神を。

先生、教えてください
夢を見ることの素晴らしさを、
失敗を恐れない勇気を。

毎回ですが、いい事いいますね。結果なんて関係ない。私達が知りたいのはそこへ到達しようとした情熱なんだ。それがつまり自分たちの勇気になるのだから、ということを訴えます。

こういうセリフを喋るときに思うんですが、広瀬すずの魅力の1つは、その声にあるんじゃないかと思います。

毎回のキメ台詞をいう時の声、なんというか普段の声に重ねて別の声が混じったような、立体感があるような声でしゃべります。こういう方、ドラマも勿論良いんですが、実は舞台とかの方が、より力が発揮されるのかも知れませんね。

■おまけを2つ

最後はちょっとおまけです。

Colleage ring

College ring というのがツイッターにのってましたが何でしょ?

ここの「college」は大学の意味ではなくて、イギリス英語で言うところの私立高校の事ですね?

ストリーを追っていくと、これプラチナ8のエリート生徒が付けるリングです。第四話で学校を追い出されそうになったプラチナ8の葉月という女子生徒が一度このリングを剥奪されるシーンがあり、また第5話では、プラチナ8の一人「みもりん」(杉咲花)がプラチナ枠との決別からこの指輪を返すシーン、そして第6話では、プラチナ8の男子生徒のリーダー格「須堂夏樹」(間宮祥太朗)も指輪を外すところが見られます。

倒れてるのは誰だ!

各エピソードの最初に旗を持つ広瀬すずたちが映しだされますが、これは最初の頃のもの。まだまだみんな野垂れ死に状態ですが、右上で倒れてるのは、第一話で犯人に祭り上げられたあの油森くんらしいです。

確かにそう見えますが、どうかーなー。^◇^)

回が進むに従って皆立ち上がって手に旗を持つんですけどね。


さぁ、謎の男「雫井彗」( しずくい・けい)の車椅子の謎、そして主演・広瀬すずの演技に俄然注目が集まります。

ドラマが全て終わるまで、全く目が離せません! 乞うご期待。

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