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最後の猿の惑星 1973年作品のあらすじ(ネタバレあり) そして誰が生き残ったのか

2015/07/02

人気の「猿の惑星」シリーズ、計5作のアーサー・P・ジェイコブス製作によるシリーズもこれが最終の第五作。

タイトルは「最後の猿の惑星」です。

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第一作で宇宙飛行士テーラーが未来の地球「猿の惑星」へ不時着してから、第四作でのサルの科学者ジーラとコーネリアスの子供が育つ物語もこれで最後。

猿と人類の運命は果たしてどうなってしまうんでしょう?

支配する側される側、生き残るのはだれなのか。

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第5弾「猿の惑星/征服」あらすじ

第4作までのあらすじ:
未来の地球に不時着してしまった宇宙飛行士テイラー、そこはサルが人間を支配する世界。最後にはコバルト爆弾(核爆弾)により未来の地球は終焉を迎えます。

その破滅した未来の地球からサルの科学者夫婦ジーラとコーネリアスが脱出。でも行き着いた先はなんと人間が支配する世界、そう、現代の地球への逆戻りででした。

最初こそ大歓迎を受ける未来のサルの科学者夫婦ジーラとコーネリアス、でも最後はその高い知能が故に危険視され射殺される運命に。そんな中、赤ちゃんのシーザーだけはサーカス団にかくまわれて無事成長。

成長したシーザー、知能が高く人間の言葉がしゃべれること、死んだはずのジーラとコーネリアスの子供であることが発覚し追われることに。育ての親のサーカス団団長も捕えられ、逃亡しようとしたところ転落死。

復讐に燃えるシーザーは密かに武器を集め、サルたちを組織化し、人間たちに戦いを挑む。
最後には市庁舎を占拠し、ここに猿の惑星が誕生したことを宣言するのであった。

そして今回の第五作。さてサルと人類の関係は?最後は誰が生き残るのか?

・どうするシーザー

核戦争までなった人間とサルの戦い。多くの猿、人間は死滅し、なんとか人間との共存を模索するシーザー。

かつて両親が破滅した未来の地球から現代の地球へ逃れてきたときに語ったとされるビデオテープの存在を知り、破壊された都市の地下でそれを発見。そこには1000年後には猿が世界を滅ぼす」という恐ろしい未来が語られていた。どうする、シーザー。

・サルたちを攻撃せよ

その地下では放射能におかされつつも生き延びている人間も存在していたが、放射能の影響から彼らはミュータント(突然変異体)となっていた。シーザーを見た人間たちは、シーザーが自分たちを襲いに来たと勝手に考え、サルたちを攻撃せよ、全滅だ、と気運が高まる。

・戦い勃発

一方サルの中でも、攻撃的な急先鋒、ゴリラたちが人間を全滅させシーザーも排除して自分たちが天下を取るんだとの話が進んでした。それを偶然聞いてしまったシーザーの息子はゴリラのリーダー「アルドー」に殺されてしまうことに。

そして遂には人間とサルとの戦いが始まった。

・戦い、そして未来へ

様々な武器で猿を圧倒する人間たち、頭を使い人間にやり返すサルたち。最後には反乱を起こしていたゴリラのリーダー「アルドー」と息子を殺されたシーザーが争い、シーザーがアルドーを殺してしまうことに。

サルはサルを殺さないという掟。復讐のために殺してしまった矛盾。そこに意味を見つけ、最後にはサルたちは人間を解放し、協力できる未来を模索し歩みを進めるのであった。

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破滅した未来と共存する未来

第一作、第二作では猿に支配され、最後は核爆弾によって破滅する未来が描かれ、最後の第五作では破滅する未来への道ではなく、共存する未来への道が描かれたアーサー・P・ジェイコブス製作の「猿の惑星」シリーズ。

第一作のインパクトがあまりに強烈だったため、その後の作品は何気にパワー不足のような気がしないでもないですが、こうして振り返ってみると、何かひねりが欲しかったな、とちょっと思うシリーズか。

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