新垣結衣、映画「くちびるに歌を」で初の教師役！ロケ地は長崎の五島。PV, 予告編は？

2014/09/19 2019/03/12

女優・新垣結衣さん。

コメディータッチの高校生活を描いた2006年のテレビドラマ「マイ☆ボスマイ☆ヒーロー」では、可憐はヒロインで「高校生役」。以降、映画「恋空」、ドラマ「全開ガール」、数々のCM出演など大活躍で、今や人気女優no.1とも言われます。

2014年11月劇場公開の映画「トワイライトささらさや」ではいつの間にか「母親役」を、そしてここで紹介している2015年2月28日公開の映画「くちびるに歌を」では「先生役」を演じます。

さてこの映画「くちびるに歌を」、原作の同名小説がとても評判が良いだけに、どんな仕上がりになっているかとても楽しみ。

Contents

1 映画「くちびるに歌を」
2 「くちびるに歌を」のストーリー
3 アンジェラ・アキさんについて
4 新垣結衣プロフィール

映画「くちびるに歌を」

映画「くちびるに歌を」は、シンガーソングライターであるアンジェラ・アキさんが中学生の合唱曲として書き下ろした曲「手紙～拝啓十五の君へ～」をモチーフとして小説化された「くちびるに歌を」を原作とする映画。

ちょっとややこしいですが、

曲「手紙～拝啓十五の君へ～」
→ 小説「くちびるに歌を」
→ 映画「くちびるに歌を」

となります。

小説「くちびるに歌を」は、アンジェラ・アキさんが合唱コンクールを通して交流した長崎の五島列島にある若松島の中学生たちとのエピソードを元に書かれた小説。2012年の第61回小学館児童出版文化賞を受賞し、またおすすめランキング第1位にもなった作品だけに、映画は勿論、小説も是非読んでおきたいところです。

by Amazon.co.jp

ちなみにこの小学館児童出版文化賞、2013年受賞作は「狛犬の佐助迷子の巻」、「しごとば東京スカイツリー」、2014年の受賞作は「光のうつしえ　廣島　ヒロシマ　広島」、「ぼくのふとんは　うみでできている」となっています。

「くちびるに歌を」のストーリー

舞台は長崎県・五島列島の離島にある中学校。

この中学校の合唱部顧問が産休のためにお休みをとる代わりに、東京から臨時教員として新垣結衣さん演じる柏木先生がやって来ます。勿論合唱部の顧問になりますね。

元々合唱部は女子生徒ばかりだったところ、美しい先生がやってきた、ということで男子生徒もわんさか入部します。入部の動機不純ですが、気持ちは良くわかります。^-^;)

男子生徒の入部の動機が動機だけにうまくいかない部活動。合唱コンクールも迫るというのにどうしたものか。女子部員も怒りの頂点。

そこで先生考えた。コンクールの課題曲「手紙～拝啓十五の君へ」のように生徒一人一人に15年後の自分へ手紙を書かせてみようと。

そこから見えたのは等身大の生徒の想い。合唱部を通し成長していく生徒たち。自分たちのために歌う、そして他の人のために歌う。

青春成長ストーリーです。

キャスト

教師の「柏木ユリ」役は新垣結衣ですが、元々の合唱部の先生「松山ハルコ」役には木村文乃。

その他にも桐谷健太、石田ひかり、木村多江などが、また生徒役としては、恒松祐里、下田翔大、葵わかな、柴田杏花、山口まゆなど出演します。

予告編

【公式】
映画『くちびるに歌を』予告編

音大出のプロのピアニストが！

柏木です。適当によろしく．．．

なんなん、あの先生。

私のピアノは...誰も幸せにしない

15年後の自分に手紙を書くの

逃げるな！私はもう逃げない。私も戦う．．．

それぞれの想いが１つになったとき、最高の歌が生まれる

クランクアップ

映画「くちびるに歌を」は2014年8月下旬にクランクアップ（撮影終了）。

撮影のため、親元から2か月ほど離れて暮らした生徒たち。その生徒たちに一人一人に新垣結衣さんから直筆の手紙が送られています。

生徒たちからは「みなさんのおかげで頑張れた」「この夏の思い出は一生の思い出」等々、これにはスタッフ含めて皆号泣。

まだ年若い生徒たちの純粋な気持ち、感情が皆を暖かく包み込んだ瞬間です。男子生徒たちも美しい新垣結衣の柏木先生へ「手紙～拝啓十五の君へ～」の合唱のプレゼントがあったりと、皆が最後まで１つになった映画作り。

こうして出来上がった映画「くちびるに歌を」　2015年2月28日全国ロードショー！

アンジェラ・アキさんについて

シンガーソングライターのアンジェラ・アキさん。そのちょっと方言の入った優しい語り口に癒される人も数知れず。

デビューは意外と遅く26歳の時。それまでアメリカで音楽活動するも道のりは厳しく、自身の曲がヤクルトのCMソングに採用されるたのをきっかけに日本に帰国し日本でのデビューを目指す。

by Amazon.co.jp

遂に2005年9月に「HOME」でメジャーデビューを果たし、以来走り続けるとこ約10年。40歳の時には世界へ挑戦できるスタートラインに立っていたい、と更なる飛躍をめざし、2014年夏のコンサートを最後に日本での活動停止を宣言。2014年秋からアメリカの音楽学校に入り、世界を目指すために更に研鑽を積む道を選んだ。

映画「くちびるに歌を」の大元となる自身の曲「手紙～拝啓十五の君へ～」の歌詞そのものの生き方、自分の声を信じ、恐れずに進む、そんなシンガーソングライターアンジェラ・アキさん。

この映画「くちびるに歌を」が全国ロードショーされる2015年2月にはアメリカで更なる音楽の勉強中。どんな気持ちで映画のニュースを見ることになるでしょうか。