生き様から学ぶ 音楽

アンジェラアキ 手紙~拝啓十五の君へ 歌詞に込められた意味は自分の声を信じること

2016/11/23

心に美しく静かに響く曲、暖かく優しい語り口で多くのファンに愛されるシンガーソングライター、アンジェラ・アキさん。

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デビューまでの道のりはそれは険しかった。

アメリカで音楽の成功を目指していたところ、自身の曲がヤクルトのCMソングに採用されるたのをきっかけに日本でのデビューを志し26歳の時に日本に帰国。

年齢やハーフであることを理由に中々チャンスが訪れない辛い日々。

そんな中、遂に2005年3月、ピアノ弾き語りミニアルバム「ONE」をリリースし、9月には「HOME」でメジャーデビューを果たした。

デビューから10年を迎え、更なる飛躍を望みアメリカ行きを決意。2014年夏の武道館を最後に日本での活動休止を宣言したのであった。

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■プロフィール

  • シンガーソングライター 1977年9月15日生まれ
  • 出身地:徳島県板野郡板野町
  • 血液型:A型
  • 初恋の人:長七郎江戸日記の里見浩太朗

生まれ育った場所は四国の山間部。

テレビの電波も入りづらく、学校で話題のドラえもんが見れないことをひたすら隠し、年子の妹と常にクラスで話されるドラえもんの話を情報交換し知ったかぶりを通すといった辛い日々を過ごす。

そんな環境からか初恋の人は時代劇「長七郎江戸日記」にでてくる里見浩太朗。渋すぎますぜ兄貴。

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The Blue Hearts、特に「Train-Train」が大好き。栄光に向かって走る、あの列車に乗って行こう、トレイン、トレイン 走っていけ どこまでも ...私もその列車に乗りたい~、大丈夫なんだ、と随分励まされたそうです。

数あるエピソードの中で特に惹かれたのは、アメリカでの修行中の話。いつかデビューするぞと夢見て昼間は働き夜はバーで歌う日々。お客さんは自分の歌を聞きに来ているわけじゃない。時にはうるさいと言われたり、他の人の曲を歌えと言われる日々。

そんな時は目をつぶる。目をつぶって自分の歌を聞きに来たお客さんが目の前一杯に広がっている、そんな光景を想い描く。眼を開けば無慈悲な現実、でもいつかその光景が実現すると固く信じて来た自分。

叶う夢ってあるんだね、と笑うアンジェラ・アキさん。
今笑える自分があってこそのセリフですがカッコいいですね。

■手紙~拝啓十五の君へ

アンジェラ・アキさんと言えば、すぐ頭に浮かぶ「手紙~拝啓十五の君へ」。

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アンジェラ・アキさんが、中学生の合唱コンクール用に書き下ろした曲。

コンクールを通して、長崎県五島列島は若松島の中学生たちとのエピソードが「くちびるに歌を」として小説化され、更にその映画化もされました。

アンジェラ・アキさんはこの曲に関連して、過去、今の自分、未来を点で結ぶことは人生の中で何度か必要だと思う、この曲はそれらを結ぶ曲、時間が解決してくれると同時にしっかり向き合わないと前に進めないのだ、と語っています。

こういった考え方が、正に日本での活動休止、アメリカでの改めての勉強に繋がっているような感じですね。

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■映画「くちびるに歌を」はどんな映画?

 

映画「くちびるに歌を」は、アンジェラ・アキさんの曲「手紙~拝啓 十五の君へ~」をモチーフにした小説「くちびるに歌を」の映画化。

  • 主題歌: 「手紙~拝啓 十五の君へ~」(アンジェラ・アキ)
  • 出演: 新垣結衣(先生役)
  • 公開: 2015年2月全国ロードショー
くちびるに歌を

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ストーリー

物語の舞台は長崎県五島列島にある中学校の合唱部。

合唱部顧問の先生が産休になり、代わりに美しい先生が代理できます。

女子部員しかいなかった合唱部。でも美しい先生目当てに男子生徒が多数入部してきます。これは普通問題が起きますよね。先生目当ての男子部員が真面目に練習するかと。

コンクールもあるのにどうしたらいいのか。コンクールの課題曲は「手紙~拝啓 十五の君へ」。色々ありますがそこはコンクールに向けて皆1つになって行くのであった。青春だ。

■手紙~拝啓十五の君への歌詞 込められた意味は?

映画の大元でもあり、だからこその映画の主題歌「手紙~拝啓十五の君へ」。この歌詞にはどんな意味が込められているのでしょう?

「拝啓 この手紙読んでいるあなたは~」で始まるこの歌詞。15歳の自分から今30歳の自分に向けて書いた手紙。15歳の自分は未来の自分に対して何をしているのか、自分はどうなっているのか語り掛ける。辛い、苦しい、泣きそうだ、どうしたらいいのか、何を信じればいいのか、と。

そして30歳の今の自分は、そんな15歳の自分に「拝啓 ありがとう 十五のあなたに伝えたい事があるのです」と手紙で答える。自分と向き合いなさい、自分の声を信じればいいの、全てに意味があるだよ、恐れずに進んでねと。

かつての15歳、きっとこたえてくれる人はいなかったであろう15歳の自分。でも色々と迷いながらもつまづきながらも内なる声を信じて進んだ自分。

そして気がつけば30歳。振り向けば確かな道ができていた。良かった、信じた道を進んで。自分の声を信じなさい、恐れずに夢に向かって進みなさい。30歳の自分もまたいつかは昔の自分。今を生きる、これからも自分の声を信じて生きる。

きっとこんな意味が込められてるのではないでしょうか。

■10年経ち、そして活動休止へ

ひた走ること10年。多くのファンに愛されるアンジェラ・アキさんですが、2014年の夏の武道館をもって日本での活動の休止を宣言。

更なる飛躍のためにアメリカの音楽学校で一から勉強しなおすそうです。

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日本で活動をしつつ勉強できれば、とも考えたそうですが、2014年の現在37歳、3年後の40歳には世界に通じる自分になっていたい、世界へのスタートラインへ立っていたい、であるならば中途半端はできない、ということで活動休止の決断です。

3年後といえば2017年。
日本への帰国は2018年とか2019年となるのでしょうか。もしかしたらそのままアメリカで音楽の活動を開始するのかも知れませんね。

個人的には、色々な経験を積み、その愛らしい語り口と心に響く歌詞、メロディーとともに日本へ帰って来てくれることを期待しています。

アメリカで更なる飛躍がありますように。

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