東出昌大 リーガルハイでも演技が下手って言われてますが本当は?
2017/02/28
物凄い勢いででてきた俳優、東出昌大。あの人気ドラマの「リーガルハイ」のスペシャルにも若手内科医として出演しました。
リーガルハイと言えば、2012年から放送された堺雅人主演の大人気ドラマ。
訴訟で一度も負けたことがない弁護士、堺雅人演じる「古美門 研介」と、正義感の強い真面目な新米弁護士、新垣結衣演じる「黛 真知子」のデコボコ二人組が繰り広げる、楽しいコミカルな弁護士ドラマです。
このリーガルハイ、2014年11月には「リーガルハイ・スペシャル」も放送され、大森南朋、吉瀬美智子、剛力彩芽に加えて東出昌大も出演しています。
そして、今回話題の「東出昌大の演技」。
東出昌大はこのスペシャルの中で、若手内科医で、医院長・赤目の次女・好美(剛力彩芽)と婚約中の広瀬史也役を演じますが、いや、これが中々、鋭い意見が続出してるんですね。
■東出昌大のリーガルハイ
感じ方は人それぞれ。
でも、ちらちらと巷の声を拾ってみると....
- 相変わらずセリフが棒、
- 大根っぷりにビックリだ~、
- だいぶ良くなってきたと思うけど...
- なぜか良い仕事ばっかり貰えてるね、
- そもそも声が...
等々、もう結構言う人は言うんですね、これが。
どんな役者でも、その演技に対する感じ方はそれぞれですが、私的には、そこまで言うかほどか?と思います。
■東出昌大の演技力
東出昌大はモデルから一転、2012年に映画『桐島、部活やめるってよ』で俳優デビュー。この作品で2013年には第36回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。
そしてNHKの連続ドラマにも出演してますが、『ごちそうさん』で2014年には第80回ザテレビジョンドラマアカデミー賞助演男優賞を受賞している東出昌大。
【追記】
2015年の2月7日には「第88回キネマ旬報ベスト・テン」の新人男優賞を受賞したと報じられましたね。
認められるところは認められていると思いますが、世間とのギャップも大きいようです。どこにそのギャップが生まれるんでしょう?
■ギャップの元は
モデルから一転俳優として歩き出し、映画や連続ドラマ出演と、環境の変化に度惑いながらも進化し続ける東出昌大。
ドキュメンタリーで見る東出昌大は、幼少から剣道を学び、父から男のたしなみとして勧められた落語を聞くのが楽しみ。行きつけのお店のお母さんへ退院祝いを渡すなど、律儀で礼儀正しい、和風な俳優さん。
自分の発する言葉に付いて、人に不快感をあたえないような、最低限のレベルでいたいと語る、常に自分と周りとのバランスを考えながら行動お人柄。
その和風な感性、律義さ、礼儀正しさが、役になりきる時に本当の自分と役の狭間でもがいているよう。役になりきればこういう動きができるはず、でもなかなかその中に入っていけない自分。
役を演じるとは、自分を追い込み見つめなおす作業、でもそれが性に合っている、と言うけれど、まだ自分が分からないから、常にそれを追及しているのか。もしかしたら、その生真面目さゆえ、常に緊張に身を包まれ、まじめに考え過ぎているのかもしれません。
私などには到底わからないレベルのジレンマの中で演じてるんでしょうけれど、そんな彼にはまる役の時はまだしも、違う自分を見つける役の時には、きっとまだまだ生真面目さが役に反映されてしまい、それが「棒」だの、なんなのと、時にはきつい評価がされる大元のよう。
■そして大河ドラマ「花燃ゆ」へ
2015年の大河ドラマ「花燃ゆ」。
東出昌大は幕末の長州藩士・久坂玄瑞を演じますが、夢半ばに散ったこの志士を、果たして東出昌大はどんな演技で見せてくれるのか。
性格に合いそうなこの役、個人的にはとても楽しみです。
●まとめ
- 東出昌大の演技が下手だなんだと言われている
- 実績を見れば、俳優として数々の賞を受賞している。
- 世間とのズレは何かと見れば、その和風な感性、律義さ、礼儀正しさが、役になりきる時に本当の自分と役の狭間でもがいているように見える。
- まだまだ生真面目さが役に反映されてしまい、それが「棒」だの、なんなのと、時にはきつい評価がされる大元のようだ。
でした。
杏さんとも結婚して、これから益々頑張るところですね。ファンのひとりとしては、更に大きく飛躍することを願ってます。
以上、東出昌大 リーガルハイでも演技が下手って言われてますが本当は?でした!