香川照之、西島秀俊は仲良しか?村田や井岡戦などボクシング解説が熱い!
2016/11/22
俳優、香川照之。
歌舞伎役者でもあり、また熱狂的ボクシングファンとしてその世界では超有名。
そのボクシングに注がれる情熱は底知れず、プロボクシングの試合にゲスト解説者として招かれたと思ったら、その解説はプロ顔負け、というより一緒にいる元世界チャンピオンの解説をもリードしてしまうほどの的確さ。
そんな驚きの俳優、香川照之は2015年1月からはドラマ「流星ワゴン」で、あの細マッチョで人気を博している西島秀俊と共演です。ここ最近は共演も多いこの二人、仲が良いの?とか言われたりしてますが、実際のところはどうなんでしょう?
ここでは俳優・香川照之のボクシングの解説っぷりや、西島秀俊との関係などを一緒に見てみましょう。
Contents
■プロフィール
- 香川 照之(かがわ てるゆき)
本名 香川 照之
歌舞伎役者としては「九代目市川中車」 - 生年月日 1965年12月7日(58歳)
- 出身 東京都
- 身長 171cm AB型
- 活動期間 1989年 -
- 父:二代目市川猿翁
母:浜木綿子
長男:五代目市川團子
従弟:四代目市川猿之助 - 公式サイト TERUYUKI KAGAWA OFFICIAL SITE
■ボクシング解説が熱い
超が付くほどの熱狂的ボクシングファンとして知られる香川照之。
少年時代に観た「チョッチネ」の言葉で有名な元WBA世界ライトフライ級王者・具志堅用高(ぐしけん ようこう)の試合に衝撃を受け、以来ボクシングに関しては国内、海外を問わず試合のビデオや専門誌を集めては研究する、といったマニアぶり。
タイトル戦よりも新人発掘が好きと言った玄人肌のその眼は、ひとたびボクシングの試合のゲスト解説者として出演すると、その知識や的確な解説に本職の解説者も舌を巻く。
その熱狂的なボクシングへの想いは、まだ俳優として名が売れる以前にはボクシング雑誌で『香川照之の熱病的思考法』といった連載を持っていたというから物凄い。
立つんだ、ジョー!
永遠に語り継がれるボクシングマンガ「あしたのジョー」。その実写映画(2011年)では、主人公・ジョーのトレーナーである一本歯の頑固おやじ「丹下団平」を演じます。この役に決まった際には、
ボクシングを30年見守り続けてきたのは、この役をやるためだった
と語るほどの熱の入れようです。
後にこの丹下団平役にどれほどの想いをかけたかをつづった「慢性拳闘症」という本も出してます。
村田諒太の鮮烈デビュー
2013年8月25日のロンドン五輪ボクシング金メダリスト村田諒太が鮮烈のデビューを飾った試合(柴田明雄×村田諒太)にもゲスト解説者として登場し、その熱い解説ぶりにテレビを見ているファンも熱くなります。
- 口調が速い~
- ゲストじゃなくてもう本職の解説者だね。
- もう香川祭りでした。
- 素晴らしさに感心。
- かまずに的確、これだけ話せる解説者はいない。
- 香川が解説してると楽しい
- 試合よりも香川の解説の方が強烈
- 局違いのフジテレビなのに「倍返しだ!」とか言ってるし~。
(これは半沢直樹に出演していたのでそこから出た言葉)
凄かったですね、この実況。
もうほんと本職の解説者、というかそれ以上。
井岡一翔の試合
そして2014年5月7日。
IBF世界フライ級タイトルマッチは、3階級制覇を狙った同級8位の井岡一翔と同級王者の アムナット・ルエンロン(タイ)の試合。
ここでもゲスト解説者として、ボクシングに対する豊富な知識と的確な表現を遺憾なく披露。一緒に解説をしていた元WBC世界フライ級王者の内藤大助、そして元WBA世界スーパーフライ級王者・鬼塚勝也。
例えばチャンピオンのガードに対しては「(井岡は)この方程式を解かないといけないですね」と語り「それは?」と尋ねられれば「簡単な数式だと思うんです。それを見つけられるかです」とサクっとこたえる。理論的で知性的なこの解説。そこへ元世界チャンピオンの内藤大助が具体的に「フェイント入れてから入っていくとかですね」など、元プロボクサーとしての経験を解説に入れて行くと言ったコンビネーション。
解説者の中での絶妙なパス回しに思わず聞き入ってしまいます。
前半も後半も的確なコメントを連発し、一緒にいる元世界チャンピオンの二人もそれに同調する、といった解説の展開には、もうだれが本職なのか分からない。
解説者としての評価
もちろん全ての視聴者が絶賛しているわけではなく、中には「うざかった」など、俳優として名前が知られているだけに「食傷気味」といったコメントもあったりします。
が、その解説は、対戦者のどちらかに想い入れをするものでもなければ、どこかの誰かみたいに興奮して突然叫んだりするだけの実況でもなく、熱狂的なボクシングファンの一人としてフェアな視点に立ち、豊富な表現、的確な指摘といった、解説者として見ているファンを楽しませるもの。
単なるタレントの話題作り的な解説者でもなければ、一般のファンには分かりづらい玄人の解説でもない、新しい解説者として視聴者を熱く楽しませてくれる姿があります。
いいですね~、こういう方。カッコ良いです。
■西島秀俊と香川照之は仲良し?
そんなボクシングには半端なく一途な香川照之。2015年1月からはドラマ「流星ワゴン」で主演の西島秀俊と共演です。
西島秀俊からしてみれば、ここ最近出演のテレビドラマは3連続での共演で、もういつも一緒に仕事してるみたいな感じです。
仲良しな二人
そもそもこのお二人、昔は事務所が同じでいつか共演しようと言っていた間柄。そう、仲良しなんですね。
そこでかなったのがドラマ「ダブルフェイス」(2012年10月)。なんと、いつか共演しよう、と言ってから既に20年たっていたそうです。
香港映画『インファナル・アフェア』のリメイク作品のこのドラマでは、「実は潜入捜査官のヤクザの幹部」、「実はヤクザの潜入員のエリート警察官」といった役を演じる二人。念願かなって気合いが入ったことでしょう。
そして刑事ドラマの「MOZU」(2014年4月~)。
公安のエースと呼ばれる警部と現場のたたき上げ、熱血漢の警部補を演じる二人。
そして流星ワゴン
2015年1月からはドラマ「流星ワゴン」。
第12回山本周五郎賞(1999年)、第124回直木賞(2001年)を受賞した作家・重松清のベストセラー小説のテレビドラマ化で、この中で香川照之は西島秀俊演じる主人公の父親役を演じます。
このドラマの共演もあり、2014年12月26日には、東京・赤坂BLITZで開催された「第2回 全国中学校リズムダンスふれあいコンクール」(現代的なリズムのダンスを”学級単位”で発表する大会)にスペシャルゲストとして登場。二人は文部科学大臣賞が発表されるタイミングで登場して優勝校の代表者に優勝旗を手渡しし、会場は大いに盛り上がったとか。
さてこんなに仲良しのこの二人、ドラマ「流星ワゴン」、楽しみですね。
以上、香川照之、西島秀俊は仲良しか?と、香川照之のボクシング解説が熱い!の件でした!