有村架純 映画の声優でも活躍 「想いでのマーニー」や「くるみ割り人形」
2017/02/21
有村架純と言えば、大人気だったNHKの連続テレビ小説「あまちゃん」。
その「あまちゃん」では小泉今日子演じる天野春子(天野アキの母親)の若かりし頃を演じ一躍大ブレイク。
2014上半期ブレイク女優ランキング」(オリコン調査)でも一位を獲得するなど、その人気ぶりがうかがえます。
1993年2月13日生まれのみずがめ座。中学校3年の時、ドラマを見ていて「自分ならこう演じる」と考えている自分に気づき、女優を志したといいますから、女優にかける気持ちも半端ないところです。
正にそんな夢を実現し、更に成長を続ける彼女ですが、実は声優にも挑戦してたって知ってました?
声優出演映画
「あまちゃん」でも大活躍した有村架純。
そんな彼女が声優として活躍している映画がこちら。
- 思い出のマーニー(2014年7月19日公開) 主演・マーニー(声) 役
- くるみ割り人形 (2014年11月29日公開) 主演・クララ(声) 役
映画「思い出のマーニー」では、中学一年の少女アンナと友達になる不思議な少女「マーニー」役。また映画「くるみ割り人形」では、人形の国に迷い込み、命をかけて人形とねずみとの戦いに奮闘するクララ役を演じます。
思い出のマーニー
スタジオジブリの劇場版アニメ作品。
ジブリと言えば「天空の城ラピュタ」、「となりのトトロ」、「魔女の宅急便」、「もののけ姫」、「千と千尋の神隠し」、「ハウルの動く城」、「崖の上のポニョ」、「借りぐらしのアリエッティ」、「風立ちぬ」などなど、挙げればきりがないほど素晴らしいアニメ映画を制作しているところ。
そのスタジオジブリが世に送り出す映画「思い出のマーニー」。
ダブルヒロインの声を、女優の有村架純さんと高月彩良さんが担当しています。
- 有村架純: 金髪で青い瞳の謎の少女・マーニーの役。
- 高月彩良: 12歳の普通の少女・杏奈(アンナ)役。
原題は「When Marnie Was There」。日本語に直訳すれば「マーニーがそこにいた時」とでもなるのでしょうか。イギリスの作家、ジョーン・G・ロビンソンによる児童文学作品。スタジオジブリ、米林宏昌監督によりアニメ映画化されました。
ちなみに米林監督にとっては2010年公開の「借りぐらしのアリエッティ」以来、4年ぶりの監督作品ですね。
友達もいない、心を閉ざした少女アンナ(杏奈)、中学一年生。
喘息を患い医者の勧めで空気の良い場所での療養を、ということで夏休みの間海辺の町で過ごすことに。
そこで見つけた古い屋敷。そしてその屋敷で暮らす不思議な少女「マーニー」。
二人は友達になり毎日遊ぶようになる。
楽しくも秘密の日々。アンナはマーニーに自分が養子であることを告げ、マーニーも父母があまり家におらず、女中にいじめられていることを告げる。
そんなマーニーをアンナは助けたい!と決意するも、アンナはいつの間にか置いてきぼり。
「どうして私を置いていったの?」 夢の中でマーニーに問いかけるアンナ。
「わたしのこと、嫌いにならないでね」と言うマーニーに
「大好き」とこたえるアンナ。
実はマーニーは昔結婚するも夫に先立たれ、精神的に娘を育てられず施設へ預けた過去を持つ。娘はそんな母を恨み、子供をもうけるも事故で夫とともに死んでしまう。
残された子(つまりアーニーにとっては孫)を育てようとするが、マーニー自身も他界してしまったのだった。
夏休みも終わり迎えに来た母。そしてアンナに古い写真を渡す。あなたがうちに来た時、あなたが握りしめてた写真なの。
そう、その写真に写っていたのはマーニーの住む屋敷だった。マーニーはアンナのおばあちゃんだったんだね。ずっとずっと会いたかったんだ。
色々な事情で親子が分かれ、家族が離れ離れに。そんな中での不思議なお話し。
・関連記事
有村架純の伊丹の出身高校、偏差値は意外に?!こんなことで女優の本質は分かりません!
くるみ割り人形
2014年11月29日(土)全国ロードショー
(3D/2D同時公開)
増田セバスちゃん、アートディレクター、アーティスト。ショップ「6%DOKIDOKI」のプロデューサーで、「カワイイ」にこだわり続ける日本の原宿kawaiiカルチャーの第一人者と言われる人。
その増田セバスチャンの初監督作品がこの「くるみ割り人形」で、キティーちゃんで有名なサンリオの3D映画。
この映画「くるみ割り人形」は、名前を聞けば知らない人はいないであろうチャイコフスキーのバレエ作品「くるみ割り人形」と名作童話を元にした実写人形アニメーション。
雪の夜にネズミの大群が大切な「くるみ割り人形」をさらっていく。
そこへ声優として有村架純演じる主人公の少女クララが、ネズミを追いかけ人形の国に迷い込む。くるみ割り人形の秘密を知り、自らの命をかけてネズミと人形の戦いで奮闘する姿を描く物語。
有村架純は「“愛”をはじめて見つけた時、少女はどういう女性に成長していくのか。大人の階段を一歩一歩駆け上がっていく姿に心打たれる」とコメントしているこの作品。
監督の増田セバスチャンも「日本が生んだオリジナル・カルチャーの文脈がたくさん詰まっているし、今までの映画には無い新しい表現が生まれたと確信している」とコメントしています。
子供は勿論、大人も楽しめる内容になっていそうで、これは楽しみですね。
ちなみに毎年東京で開催される「東京国際映画祭」で特別招待作品として上映されます。サンリオの映画らしく、舞台挨拶にはキティちゃんも登場するようですね。
- 上映日時: 2014/10/29(水) 18:45
- 会場: TOHOシネマズ六本木ヒルズ SCREEN2
- http://2014.tiff-jp.net/ja/lineup/works.php?id=43
さてさて、有村架純ファンは勿論、そうでなくても楽しみな映画です。
有村架純のプロフィール
- 本名: 有村架純(ありむら かすみ)
- 生まれ: 1993年2月13日 みずがめ座
- 血液型: B型
- 出身: 兵庫県伊丹市
- 身長: 160cm
- 趣味: ダンス
- 特技: 書道・ソフトテニス
中学校3年の時、ドラマを見ていて「自分ならこう演じる」と考えている自分に気づき、女優を志した有村架純。
高校在学中にオーディションを受けて合格し、2010年1月にはサンケイスポーツの新春企画「新春ガールズ」に、また5月「ハガネの女」でドラマ初出演をしている。
2011年には「ギャルバサラ -戦国時代は圏外です-」で映画初主演。
そして、2013年 連続テレビ小説「あまちゃん」で、小泉今日子演じる天野春子(天野アキの母親)の若かりし頃を演じて、一躍大ブレーク。
今後ますます注目される女優さんです。
・関連記事
有村架純 舞台「ジャンヌダルク」の感想